前回に続いて、先日受けた人間ドッグのことをもう少しだけ書いておきます。
私が受けている人間ドッグには、胃カメラ検査があります。
胃カメラ検査、みなさんはお好きですか?
恐らく、ほとんどの人が嫌いでしょうね。
でも、私は大好き。
その理由をご紹介します。
恐怖の胃カメラ
私が初めて人間ドッグで胃カメラ検査をしたのは、35歳のとき。
それまでバリウム検査はしたことはありましたが、胃カメラは初めてでした。
初めての胃カメラはもう死ぬほど苦しかった。
当時は鎮静剤もなく、ベッドに横になり、意識がはっきりしている状態で胃カメラを飲み込んで行くわけです。
細長い胃カメラが口の中に入り、喉を通った瞬間
ぶおええええ!
とこれまで味わったことのないような吐き気と苦痛が体全身を襲います。
もう無理無理無理~!
と思い体を震わせる私。
一刻も早くこの場から逃げ出したい私でしたが、スタッフさんが
「もうちょっとだから頑張ってね~」
と体を押さえつけます。
喉元を通り過ぎると、体の中をグリグリをカメラが当たる感覚がダイレクトに伝わってきて、痛い痛い!
体からは冷や汗ダラダラ、口からはよだれダラダラ、目から涙がダラダラ流れてきます。
呼吸はできないし、喉は痛いし、体の中にはカメラが這いずり回るし、本当に本当に死ぬかと思いました。
これが私の胃カメラ検査デビューの淡い思い出です。
胃カメラ大好き!
時は変わって17年後の私。
今では胃カメラ大好き人間になってしまいました。
なぜかというと
胃カメラ検査の時に鎮静剤(麻酔薬)を打ってくれるようになったから
です。
胃カメラ検査の死ぬほど苦しい思いを味わって以降、この苦痛を少しでも和らげたいと思っていると、クリニックから
・鎮静剤を多めに使う
・細めの胃カメラに変更する
ことを提案されました。
これが効果てきめん!
体の中に鎮静剤が(麻酔薬)入った瞬間、スーッと意識がなくなります。
鎮静剤を打つ直前まで、医療スタッフと会話をしていた記憶があるのですが、鎮静剤が入った以降の記憶がまったくないんです。
たぶん爆睡していたんでしょうね。
おかげで胃カメラが体の中に入ってきても、痛みや苦しみはまったくありません。
あれだけもがき、苦しんでいたのが嘘のようです。
そして意識が戻ると、いつの間にか胃カメラ検査は終わっていました。
目覚めた後は、しばらく意識はぼーっとしていますが、気分は悪くありません。
むしろ快適です。
これが鎮静剤の効果か・・・
こんな快適に眠れるなら、安楽死するのも悪くないな
ふと、そう思った私でした。

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