私が子供の頃、30歳にもなれば
「結婚して、奥さんと子ども二人でキャンプに行くような家庭を持つんだ」
と漠然と思っていました。
しかし、現実は違いました。
私が結婚したのは30代半ば。
妻は40歳前半でした。
ふたりとも高齢でしたが、子どもが欲しかったので、結婚直後からしばらく妊活もやってみましたが、残念ながら子宝に恵まれず。
現在は50代になり、夫婦二人で仲良く(?)暮らしています。
子どもがいる家庭から見れば、
「結婚しても子どもがいない夫婦というのは後悔しているんじゃないか?」
と思われるかもしれません。
そこで今回は、
「子なし夫婦が子どもをいないことを後悔しているか?」
について本音で語ってみたいと思います。
子どもがいなくても後悔しない?
結婚して15年。
現在は子どもがいないことを後悔する瞬間は、ほとんどありません。
近所のイオンモールへ行った時など、子ども連れのカップルをたくさん見かけますが、
「微笑ましいな~」
というより
「ぎゃあぎゃあ騒いでうるさいな~」
としか思いません。
正直、普段の生活では子どもがいなくて後悔する瞬間は、ほとんどありません。
子どもがいなくて後悔する瞬間も
普段は子どもがいないことを後悔する時はほとんどありませんが、ときどき
「うっとおしいなぁ・・・」
と思う瞬間もあります。
それが実家に帰省した時。
近所の住人に
「子どもはどうしたの?」
と聞かれることの多いこと、多いこと。
「うちには子どもはいないので」
と答えるのですが、なんで田舎は、こんなに子どものことを聞きたがるのでしょうか?
子どもがいないことを、後悔ではありませんが、イラッとするのはその時くらいです。
そんな私ですが、老後のことを考えると、子どもがいないことを後悔することも。
現在、私たち夫婦はおふたりさまです。
将来、どちらかが先に亡くなり、残された方はおひとりさまになる可能性が高いでしょう。
そして残された方も70代、80代になれば、病気になったり、入院する機会も増えるでしょう。
そんな時でも、子どもがいれば、入院に付き添ってくれたり、いろいろ助けてくれるでしょう。
しかし、子どものいない私たちの場合、子どもに頼ることはできません。
一人で病院に行かねばならず、保証人もいないので、入院もできません。
若いうち、身体が元気なうちは、子どもがいないことを後悔することは少ないですが、年を取り、身体が不自由になると、
「こんな時、子どもがいてくれればなぁ・・・」
と思う日がくるでしょう。
子どもがいない人生を選択した以上、ハードな老後になることは必然であり、避けることはできない真実です。
子どもがいなくても後悔しない覚悟を
子なし夫婦のワタシが子どもをいないことを後悔する瞬間といえば
「老後の暮らし」
を考えた時です。
老後の心配さえクリアできれば、子どもがいなくて後悔することはないでしょう。
現在は、終活支援を行う自治体や団体が増えています。
20年後、30年後には、そうした自治体や団体もさらに増えていることでしょう。
おひとりさまや子なし夫婦の人たちも安心して老後をむかえる事ができる社会になっていると思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿